【Business】50歳からの副業

副業について書きます。副業の目的は収入を増やすためですが、どんなことができるのか調べたり実際に始めてみると色々なことがわかりました。

一般的にも副業のメリットは下記の通り労使双方にあるとされています。

<企業側のメリット>
① 優秀な人材の流出防止
② 自社業務では得られない知識・スキルを身につけてくれる
③ 社外の新たな知識・情報や人脈を作ってくれる
④ 副業の情報から事業機会の拡大につながる
⑤ 従業員が会社に依存しないようになる

<社員側のメリット>
① 所得が増加する
① 別のスキルが身につき社会人としての成長を促すことができる
② 仕事に対するモチベーションアップが図れる
③ 将来的な起業、独立へ向けた試験運転ができる

若い社員だけではなく、ベテランでも好奇心を持って動いてみるのは必ずプラスに働くと信じます。

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  1. きっかけ
  2. 顧問の受託
  3. チャンスは多岐
  4. 現業への貢献・シナジー

きっかけ

きっかけは新型コロナウィルスの影響です。最初は自分の会社には影響がないと思っていましたが、長引くに従い徐々に影響が出始めました。当たり前のように毎月同じ給料をいただける保証はありません。一方で住宅ローンや子供の学費はかかります。

数ヶ月前に採用面接を面接官として参加していたとき、採用希望の方が「副業はできますか?」と質問しました。その時社長が一つ返事でOKしました。採用担当も「今時、副業認めないと入ってくれませんよ」

それが頭にあり、会社の規定を確認したら、「許可なく副業することを禁ず」とありました。普通の会社は副業禁止です。ということで許可をいただくことにしました。本業に影響のない範囲でということで許可をいただくことができました。

顧問の受託

最初にしたことはネットでの調査です。自分の専門を活かす仕事が良いだろうと思い、限られた時間でお仕事させていただく顧問の登録をしてみました。これは「顧問」「副業」と検索するといくつかのマッチングサイトが検索結果に現れます。そこから内容を確認して良さそうな所に登録しました。

すると早速ある会社からオファーがきました。「デジタルツインを構築したい」内容はマッチしましたが、体制や時期など条件が合わず見送りとなりました。現業を抱えているため時間的な制約でお受けできる案件は限られます。しかし手応えはあり嬉しかったです。その後も条件が合わないオファーが頻繁にくるようになりました。

そこに、コラムの執筆依頼が来ました。この仕事が初めての副業としてのお仕事でした。今でもたまにコラムのお仕事をいただきながら条件の合う顧問の仕事を探しています。

実は専門を活かした顧問以外の顧問の仕事も相談があります。私の仕事の経験で得た人脈などを頼った営業顧問なのですが、販路が不十分なベンチャー企業などから依頼されます。これも現業の仕事時間は活動できませんからノルマのない成果報酬をいただける契約にしています。報酬をいただく成果までは簡単には至りませんが、良い商材を持っていて紹介しやすい場合もあるので可能な範囲でお受けしています。これは販売の勉強にもなっています。何かを売るって本当に難しいです。

チャンスは多岐

顧問に拘らず、自分の経歴を登録しておくとスポットでコンサルティングさせてもらえるマッチングサイトも見つけました。また、簡単なアンケートやライティング、ネーミングなどすぐにできる仕事ができるサイトも見つけて活用しています。やろうと思ったら会社で仕事をする時間以外でたくさん仕事があるということがわかりました。

特にスポットのコンサルティングサービスは安定性や継続性は無く短時間ですが単価が高いのでマッチングするとありがたいお仕事です。ほとんどがオンラインでのコンサルティングなので移動することも無く便利です。月に3本くらいの実績で見つかっています。

ライティングの仕事は企業から直接コラムの依頼などは別として、単価が低い傾向にあります。私はもともと作文が得意ではないこともあり時間単価にするとなかなか受けることはできないお仕事です。そこで学んで始めたのがこのブログです。ライティングスキルを身につけてアフィリエイトで収益を上げることに挑戦中です。ビジネスサイトとプライベートサイトの両方でブログで自分の公私を言葉に残すこと、それを誰かの役に立つ価値あるものにすることを目的にしています。

その他、別のタイトルで書いた、写真を販売してみたり、FXをしてみたり、不動産投資を調べてみたりとそれらはトライ&エラーの一環です。チャンスはいっぱいあることがわかったので、自分に合ったビジネスを探していこうと思います。

現業の貢献・シナジー

副業に力を入れてると本業の所属会社の仕事が疎かになると思われがちですが、私の場合はあてはまりません。

顧問やコンサルティングのマッチングサービスで依頼が来るのは、本業に関係する内容が多いです。また世の中の動きやトレンドが把握できることもあります。最近多い相談は、RPA導入に関する相談、情報システム構築の際の要件定義に関するもの、物流についても複数相談を受けました。そして多いのが新規事業の内容を評価してほしいというものです。

本業でも新規事業立ち上げを行っているので、同じように新しい事業を考えている人たちがたくさんいることや、一部ですがその内容を知ることができたくさん刺激を受けます。もしかしたら協業して進める事業も現れるかもしれませんし、良いアイデアは現業に取り入れるかもしれません。

そして、ブログに仕事の話をまとめることは普段表面的にしか伝えることができない自分自身の深い部分までを表現する手段であり、それをオープンにする事で市場価値がわかるのではないかと考えています。価値が有れば誰かの役に立つのではないか、それで収益を上げられれば嬉しいことです。

会社に属したまま自分で事業会社を立ち上げることも考えていますが、そこは慎重に考えるべき夢の段階です。50歳からでもできる仕事がたくさんあることがわかりました。こらから新しいビジネスを考えたり支援したりしながら楽しく人のためになる60代を目指したいと思います。

【word】「常識」ってなんでしょう アインシュタインはこう言いました

昭和な上司がよく言ってました。「そんなの常識だろ、なんでわからないんだ!」
「最近の若いものは・・・」というセリフも世の常

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常識の定義は次のようなものです。
「健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別」
Oxford language


「一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力」
デジタル大辞泉

普通の・・・普通ってなんでしょう?

一方で、アインシュタインはこう言ってます。

『常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』

18歳(=だいたい大人)になるまでにその人が生きてきた中で身につけたこと。
それって、まだ世界の何もわかっていない段階。そこから社会に出たり、さらに勉強してたくさんの知識を身に着け経験を重ねます。
 ただ、年をとればとるほど自分の生きてきた道に凝り固まっていきます。どれだけ知識を吸収してもわかっていないことのほうが多い。

私はいくつか事業、職場を転々としてきましたが、同じ会社の中でも仕事で使う言葉や普通だと思っていることが異なることに気が付きました。今まで仕事で使ってきた言葉や定義が常識だと思っていたら常識ではありませんでした。

海外で仕事をするとさらに自分の常識は通じません。
中国で大事な電源のコンセントが抜かれてしまいました。抜けるようになっているのが悪いと言われました。博物館で写真撮影禁止という看板があるのに写真撮影はしても大丈夫だと言われました。注意されなければよいのだそうです。日本の撮影禁止の場所でよく中国人が写真を撮っていますがあれば注意されなければ撮影して良いというのが中国人の常識なので悪いことをしている認識は日本人の感覚と全然違うんだなと思いました。(良し悪しはまだ別の話ということで触れません)

日本人同士でも育ちや会社が違うだけで、異なる常識がたくさんある。
世界レベルに見ると自分の常識などまったく通用しない。

常識というのは極めて道徳的なことに絞られるのではないかと思えてきました。
どの国に行っても通用する私の常識は、
「挨拶」と「嘘をついてはいけない」ということくらいかもしれません。

【business】クリエイター(写真家)になる‥・撮影した自分の写真を登録して販売できるサイト

2020年6月在宅勤務期間中に自宅でテレビを見ていたら、副業の特集をしていました。
(テレビを見ていたのは勤務中ではありません)
色々なビジネスで稼いでいる人がいる。

その中に、自分で撮影した写真を販売することができるサイトがあると紹介されていました。私は旅行や飲食のときに写真を撮るのが好きで撮りためた写真が何万とあります。それが売れるかもしれないなら、なんてオイシイ副業なんだろうと思い、早速登録しました。現在数百枚程度を販売しています。まぁ私レベルはなかなか売れませんが・・・

でもよいのです。何事もやってみるのが大事!

サイトにはどのような写真が売れるのか例も豊富に紹介されています。
例えば、「ITエンジニアのイメージ」とか、「女性・ビューティー」「ファミリー」「宅配」といった世の中で求められている画像のイメージがランキングで紹介されています。今の季節(10月)「かぼちゃ」というテーマもランクインしています。

私も紅葉シーズンに備えて、去年取った紅葉の写真を登録してみようと思います。

【Business】IoTについての考察 「スモールスタートの落とし穴」

IoTを始めるときスモールスタートが鉄則と言われています。
しかしそれは大きな落とし穴にはまる可能性もあります。

そんな考察をしてみました。
工場での製造IoTを題材にしています。

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目次

  1. IoTはまずやってみよう
  2. 目的を決めて安価にスモールスタート
  3. ゴールはどこなのか
  4. 長期的視点
  5. 全体最適
  6. お勧めのプラン

IoTはまずやってみよう

IoTはやるべきことが大きく2段階あります。
(1)データの取得
(2)データ活用
詳細は別のところで詳しく述べていますのでここでは省きますが、データを活用して初めて経営貢献に繋がります。しかしそのデータが無い場合は取るところから始めなければなりません。従ってまずは「データを取ってみよう」なのです。

目的を決めて安価にスモールスタート

目的も無くやみくもにデータを取っても活用し得るデータなのかどうかわかりません。取得したデータは活用できなければムダなコストにしかまりません。従って、最初は明確な目標を一つでもせってすることが肝要です。例えば設備の稼働情報を取って稼働率を見える化しよう、報告や分析の自動化を目指そう、という目標で良いと思います。または品質のデータを取って自動で保管する(トレーサビリティ)や数量を自動カウントして進捗掲示を自動化するなど最初の目的は比較的決めやすいのではないかと思います。

ゴールはどこなのか?

最初の目的が決まったらその目的に応じたお手軽な手段で早く、安く実現を目指しましょう。それがスモールスタートです。
一方、それをしながら、次以降のステップと将来像を描くことが重要です。それは中長期的な投資やシステムの管理コストなどを最適化するためです。

おそらく、スモールスタートで決めた目的を達成したらそれで終わりというわけではないでしょう。実際に後のことを考えずに実施した企業がそこで足踏み(次のステップに進めない)するケースが多いと聞きます。

漠然とでもよいのでゴールの姿を描くことが重要です。

長期的な視点

設備の稼働状況を取得して停止要因を分析して稼働率を上げよう、生産性を改善しようというのを最初の目的としたと仮定します。それで終わりでしょうか。データがリアルタイムに取れてそんな良いことがあるなら、生産性改善だけではなく、品質もやろう、実際原価を把握しよう、在庫管理精度を上げよう、同業他社は予知保全もしてるよ・・・と多目的になるはずです。

そのような多目的を達成するゴールが描けていれば後はシステム構築の組立です。

全体最適

多目的になった場合、それぞれの目的に応じてそれぞれに最適と思われる手段を持ち寄ることは、全体最適につながらないことがほとんどです。

特に工場の中に様々な設備メーカーの設備が導入されている場合、設備メーカーごとの対応で別々のシステムになってしまうと、データ活用において連携して相関関係などの分析が難しくなってしまい活用による効果の限界がすぐにやってきます。

今はOPCという標準規格もあるのでできるだけ多くのデータを共通規格で取得することをお勧めします。会社単位にIoTのプラットフォームを構築して、設備であればメーカーに関係なくPLCから共通の仕組みで接続し、PLCが古い等の理由でインターネットに接続できない場合、外部のセンサーから取得する方法も構築しておくことで、汎用的なIoTのシステムが構築可能です。そこまでできれば、人の作業をカメラやビーコンでデータ取得したり、フォークリフトや台車などの搬送系のデータも取得できる方法も色々と考えられます。

その会社のIoTの型ができるでしょう。
お金と時間ががかかるように思えますが、中長期的に考えると安価に済む方法なのです。大きな効果を得るには汎用システムに投資をすべきと考えます。あとは材料費と多少の開発費で済むはず。

まとめ

スモールスタートはIoTの初期段階において、リアルタイムに情報を取得できたら何かできるかの検証程度で活用しましょう。

それと平行して、将来のゴールとそれに向かうための全体最適のシステムを設計しながら進めましょう。スモールスタートは部分最適な閉じたシステムであることも多く、それを繰り返しても全体最適にはなりません。

<傾向としては以下になります>
スモールスタート = 専用システム = 部分最適 
IoTの理想 = 汎用システム 全体最適 

【business】不動産投資・マンション経営を始めてみる

昔よく仕事中に電話がかかってきました。
「不動産投資・マンション経営に興味ありませんか?」仕事中なのでそのようなセールスに時間をかけて対応などできません。すぐにお断りをして電話を切っていました。

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ずっといかがわしいビジネスのように感じていたのですが、最近不動産投資について勉強させていただく機会があり初めて知ったことがあります。不動産投資は分離課税の壁を突破できる。知っている人にとってはそんなことは当たり前なのでしょうが、会社員として給料をいただいて生きてきた私にとっては驚きの事実なのです。

不動産投資でマイナスになった場合、会社員としての所得から不動産投資のマイナス分を引いた額が課税対象の所得になるのです。

そして所有する不動産の管理に関わる経費を計上できるので、トータルで節税ができまるというのです。

さらに、初期投資が10万円から始められて、月々の支払(マンション購入のローン)も家賃収入でほぼとんとんになる。多少支払いが多いですが、節税分と相殺される(ということが十分予想される)と言われました。

それを15年継続すると、資産価値がローンの残債を上回ることが多い(確約ではありません)ので長い目でみると、高い確率でプラスになるそうです。

当然資産価値が下がる様々なリスクもあるので自分の判断で投資しなければなりません。不動産投資は固い守りの投資だともいわれました。

生命保険代わりになる

不動産を所有する契約者にもしものことがあった場合、ローンの返済は団体信用保険によって免除されます。残された家族には不動産が資産として残り、家賃収入を継続して得られるか、売却することもできます。

年金対策になる

将来年金をもらうときに十分な年金が支給されるとは限りません。
不動産投資でローンの返済が終わっていたら、家賃収入が年金の補填になるでしょう。

相続税対策になる

現金として持っているよりも相続税を抑えることができます。さらに家賃収入を獲得し続けられるので現金よりも不動産の方が有利と言えるでしょう。

リスクあれこれ

●ローンを組んだ時の金利の変動リスク
 金利が上昇すると返済が苦しくなります。
●空室になるリスク
 家賃収入がその間なくなってしまいます。また出入りが激しいとその都度費用がかかります。
●家賃滞納のリスク
 空室ではないのに家賃収入がなくなってしまいます。
●不動産価値が減ってしまうリスク
 災害や事故などにより価値が下がってしまうことがあります。

まとめ

よく勉強して自分にあった投資がどうかを判断して実施すべきでしょう。
やるならもう少し若い時にやっておけば面白かったかなと不勉強を反省しています。
やるならこの数年が私にとって最後のチャンスかもしれません。

少し前向きに検討をしてみようと思います。

【Business】デジタル化で人材育成を考える

デジタル化というと自動化を進めて人員削減とか仕事が無くなるといった、人に対してネガティブなイメージを持たれがちです。

本当にそうなのでしょうか。
経営的にはそのような表現になるのかもしれません。
しかし、デジタル化の本質はアナログ強化(=人材育成)にあると思っています。

デジタル化によるデータ活用までを範疇とすると、それによって今まで人間が時間と手間をかけて行ってきた仕事が自動化されて不要になるのは間違いありません。
では、不要になる仕事とはどのような仕事でしょうか。

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今の時代(または新しい時代で)人がやるべきではない仕事やらなくても良い仕事がデジタル化されるのではないでしょうか。そのような仕事をいつまでも若い社員にやらせることはできませんね。自分はこうやって育ったから・・・とか、無駄に見える時間が大事なのだ・・・とよく言われます。理解できますがそれは違う方法に変えていかなければなりません。

今時、
「俺は算盤(そろばん)を使って仕事をしたから計算力があるのだ」
「私は手書きで書類を書いたから漢字が正しく書けるんです」
と言って、新入社員に算盤を使わせたり、手書で書類を作らせる先輩はいません。

デジタル化の重要なポイントは
「人がやるべきこと、人しかできないことを磨く、深めるチャンス」
と捉えています。今までとは違うことに時間を使っていきましょう。

では、何に時間をかけるべきか・・・

●新しいことを考える
 企画を作ることや検討することは自動ではできません。今までになかった新しいことを考えたり提案すること、その案について意見を出し合いより良いものにする過程は時間をかけるほど良いものになっていきのではないでしょうか。電子ホワイトボードやオンラインでの会議など道具としてデジタルツールは欠かせませんが、あくまでも人間が主役であり、今まで忙しいから短時間ですまそうとか、メンバーが集まらずに進まなかったことが時間をかけてできるようになります。

●魅力ある人間になる
 商品がよければ売れるというものではありません。お客様にとって会社の顔となる担当者が魅力ある人間であれば信用を得ることにもつながります。お客様の趣味の話にもお付き合いできる、いろいろな悩みに親身になって相談できるなど、商品知識以外の人間的な魅力を磨くことに時間をかけてみてはいかがでしょうか。

●新しい道具を使う技術を磨く
 今までしていた仕事が自動化されたら、自動化する側に変身するという方法もあります。例えばRPAで自動化されたらRPAを使う技術を身に付ける方が社会人としての価値が高い傾向にあります。最近はプログラミングが不要な開発ツールも多くなっているし、情報システム開発人材は不足しています。業務を熟知したシステム開発担当は非常に貴重です。若い人を社会人として市場価値の高い人材に導いてあげましょう。そのための教育の時間、自己啓発の時間がデジタル化で創出できるのです。

世の中が便利になる流れは誰にも止められません。
その中でどのような人材を育てるべきなのか、どうやって育成をすべきなのか再考すべき時です。残すべきもの、捨てるべきものは何なのかよく考えていきたいと思います。そこについて今の私は「老いては子に従え」でしょうか。

【Business】大人になるほど怒りの感情をあらわにするのは恥ずかしい

私が尊敬する方々に共通していることがあります。それは感情むき出して怒鳴ったりしないことです。
よく、街中やお店で怒っている年配の方を見ると、恥ずかしいなと思います。
いい大人が、子供のように感情むきだしで怒っている。・・滑稽です。

気持ちはわかります。
誰かに当たりたいのでしょう。

でも、例えば電車が事故などで遅れた時に一生懸命対応している現場の駅員さんや車掌さんに怒りをぶつけるのはどうでしょう。大人がすることでしょうか。怒りをぶつけている相手は本当にそのような怒りを受けるような悪いことをしたのでしょうか。もし自分の子供がそういう現場の仕事をしていたら同じように怒りをぶつけるのでしょうか。

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想像力の欠如

よく考えればわかることだし冷静になれると思います。それができるのが大人。会社でいうと、立場が上になればなるほど必要なスキルだと思っています。仕事で身に着けた知識のみならず、人の上に立つということは人として尊敬されるべき人格者にならなければいけないと思っています。
相手の立場、状況、どういう言葉を選ぶべきか、どのような行動をすべきか、一度頭の中で想像してみること(その時間約6秒が重要だそうです)で、沸騰して吹き出しそうな怒りが静まるはずです。

厳しさは必要

よく「お前は甘い」と言われます。「厳しさが足りない」とも。
自分に甘いので人にも厳しくなれないということもありますが、厳しさの表現は決して怒りの表現ではないはずです。部下が自分に厳しく訓練できるように気持ちを乗せり、やさしくアドバイスをすることも、ある意味厳しい指導であると思っています。



指導力とは

厳しい指導で統率の取れた組織作りや育成ができる人が良い指導者とされることもありますがスパルタに近い場合、私はだと思います。指導力がないから厳しく権力や威厳を振りかざす。


「精神主義や規律主義は無能な者の絶好の隠れ蓑だ」


司馬遼太郎さんの作品「坂の上の雲」の一節です。指導力の無い指導者は鞭打って指導するしか能力がないということでしょう。

アンガーマネジメント 

(Anger Management)
よく企業のハラスメント教育で取り入れられるものです。アンガー(怒り)の感情をどうやってコントロールするのか理論だてて教えてくれます。これができないと下記パワーハラスメントに繋がります。



パワーハラスメント

(Power Harassments)
立場を利用して相手に精神的、身体的苦痛を与えること。
これまで散々見てきました。能力ある真面目な同僚や後輩が何人も潰されました。今や会社内で研修や指導をしているので相当減っていると思いますが、極めて道徳的なことであるでしょう。「思いやり」「相手の立場にたって考える」など小学校で習うこと、いや家庭で教わることでもあります。

会社では若い社員に立派な社会人になってもらいたい。そんな親心で指導を考えたいものです。怒ったら負けだと思いながら。

【Word】「デザインは見た目のことではなくどう機能するか」by Steve Jobs

「デザインとは見た目や感覚ではなく、どう機能するかである」

スティーブ・ジョブスのことばです。

Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.


– Steve Jobs

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私の中では「5S」やIE(Industrial Engineering)に通じるものがあります。

機能を追求し、ムダなものを徹底して排除したものは美しい
いわゆる「機能美」の世界なのではないかと思っています。

わかりやすい例えで言うと

●F1カー
 サーキットを何よりも早く走るための機能に特化して、徹底してムダをなくした車

●旅客機
 多くの人を空を飛んで行きたい場所に早く安全に移動させる乗り物

そして、極めれば芸術の域になる例がこれ

●茶の湯
 素人にはまどろっこしい所作、作法に見えますが無駄をなくした代表例です

●寿司職人
 私はあまり行く機会がないのですが、修行を重ねたすし職人が寿司を握る動作はムダがなく美しいとされています。

工場や倉庫を見学した時、入った瞬間、おっ。。。と感じる美しさ凄みはそういった日々ムダを無くしている(5Sを上手に行っている)現場に共通して感じるものです。

情報システムの世界も、プログラミング(コーディング)は上手な人は美しく仕上げますし、数学者の問題の解き方も美しさを競います。それはまさに見た目というよりシンプルで機能的に考えられた結果が美しいのではないでしょうか。

<まとめ>
何を述べたかったかというと、5Sのことだったのですが、5Sの神髄は見た目を綺麗にする(お掃除する)ことではなく、持つべ機能だけに徹底してこだわった結果、ムダの無い美しい職場、すなわち余計なコストがかからず、高品質の現場が出来上がるということなのです。

【business紹介】面倒な確定申告を簡単にすませる

確定申告って面倒ですよね。そもそも会社員を続けているとなじみがありません。
何のためにどうやってやったらよいかわからない人も多いかもしれません。

しかし、面倒な確定申告がこれで簡単にできます。

昨今、出張旅費精算や勤怠管理などのシステムもクラウド型を導入してとっても楽になりました。今の時代、紙に手で書いて印刷して印鑑押して・・・はあり得ません。

確定申告も同じです。今は簡単にネットでできます。
ユーザー登録して無料でお試しできます。

無料でお試しもできます。
どんな感じか実際に使ってみましょう。

ちなみに私は自分の家計簿をこれで管理しています。 

Money Forward Me

カード会社、銀行、電子マネーも全部自動で記録してくれます。

【Business】コスト・経費を下げたい事業主や経営者の方へ

コロナ禍の今、多くの会社がコスト削減に取り組んでいると思います。
乾いたぞうきんを絞るように継続してコスト削減に取り組んでいる。
そんな会社も多いと思います。

しかし、そこからさらにプロ集団が一段も2段もコストを下げるサービスがあります。
調査してみないと本当に下がるのかわからないので調査は無料です。
下がったコストからしか報酬をいただかない完全成果報酬制なので、調査だけでも受けてみてはいかがでしょうか。

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ご興味ある方はご連絡ください。


下がる可能性のあるコストの例を以下に挙げます。

●電気等のエネルギーコスト(日本国内)
 担当者の交渉努力では約5%削減のところ、約15%程度削減の実績
 単純な新電力への移行でも電気の節約術でもありません。
 担当者にはできないノウハウを持っています。

●賃料(日本国内)
 賃貸契約後2年以上たっている店舗、オフィスなど
 目安は月30万円以上の賃料

●その他 様々な経費・コスト

困っているお知り合いの方がいらっしゃれば教えてあげてください。