【word】コロナ禍からは「K字回復」

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回復の型で良く目や耳にするのは「V字型」で急速な回復をV字回復とよく言われます。
それに対して、時間をかけて回復する「U字型」、回復しない「L字型」なんて表現もあるようです。そんな中・・・

コロナ禍からの回復は

K字型

になるという指摘が説得力を増しています。

上向きと下向きが離れていく「K」の形になぞらえています。

Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

強いところがより強く、厳しいところはさらに落ちていくように、二極化されていくということだそうです。

日本政策投資銀行の調査研究レポートにも下記のように記載されています。

「コロナ禍からのK字回復」
https://www.dbj.jp/topics/investigate/2020/html/20201130_202989.html

コロナ禍からの回復を巡り、格差拡大を伴うK字回復という指摘がみられます。格差拡大は、それ自体の是非に加え、経済全体の回復を鈍らせる要因になります。産業別には、接触型サービス業で影響が大きく、これに伴い、北海道や3大都市圏で失業率が大きく上昇しました。労働面では、テレワーク率の差を通じて所得格差が拡がるとともに、女性の就業機会が減少し、自殺増加への影響も懸念されます。また消費回復においては、高齢者、高所得者で出遅れがみられています。

以上、抜粋

「デジタル化」や「製造IoT」でも、進んでいる企業と、そうでない企業の二極化が進んでいると聞きます。飲食やエンターテイメント、製造業だと自動車業界や通信業界などでも内容が異なり、分野での明暗もありますが、体力・投資能力のある企業が先手を打ち、コロナ禍でもチャンスと捉え将来に備える企業と、それができない企業はますます差が広がっていくのかもしれません。



【Business】「働き方改革」の本質

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「働き方改革」を推進する部署がやっていること。

残業を減らす
休暇取得を推進する

それ、全然「改革」じゃないですよね。
昔から普通にやってる会社もたくさんあります。

Photo by Artem Beliaikin on Pexels.com

働き方を改革する・・・
私の場合は

「時間と場所からの解放」

です。
いつでも、どこでも仕事できる環境を作ることが私の目指す「働き方改革」です。

毎朝、同じ時間に会社に向かい、夜までパソコンに向かいメールのやりとりや、マイクロソフトのオフィス製品を使って仕事をする。

私が社会人になった1990年代はこのスタイルへの移行が改革でした。

30年前に一人一台のパソコンで仕事をするとか、電子メールでコミュニケーションするとか、パソコンを出張先に持っていくなどということは想像できなかった仕事の仕方です。それが当たり前になった今は、次世代の働き方を考え出し改革する時です。

例えば、スマートデバイス(スマートフォンやスマートグラス、タブレットなど)を使い時間と場所を選ばずに仕事をするイメージ。

手元にインターネットに繋がるスマートデバイスさえあれば、文字だけではなく画像や音声も取得が可能。入力だってタイプせずとも音声やジェスチャーでも入力が可能。現場の映像が4K(肉眼と同じ精度)で届けられ遠隔からフィードバックされるのです。24時間いつでもどこかにいる誰かがパラレルに仕事をすればプロセスが進む世界が可能になってきました。

道具は揃いつつあります。
これからまだまだ驚くべきツールやシステムが登場するのかもしれません。
通信も5Gが当たり前になり、クラウドからあらゆる情報が得られる時代。
AIが人間の経験や勘を学習して様々な表現や、アドバイスや、解を出してくれる。
人間の仕事の仕方変わらないわけがありませんね。

楽しみな時代です。 私自身がついていけるのか不安です。。。

【Business】5Sとデジタル化

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「5Sもできていないのに、デジタル化なんてまだ先」と言われます。
そんなことありません。

Photo by Pixabay on Pexels.com

5Sの本質は「人材の育成」でもあり、私が考えるデジタル化は「アナログ強化」だと思っているからです。5Sはただ清掃して綺麗な現場にしているということではありません。職場・現場にムダなものが無い、ムダなことが無い、ムリが無い、ムラがないということでもあり、デジタル化をすることで、データと活用してムリ・ムダ・ムラの無い職場・現場にするということなのです。

行ってみれば、「最新の道具で5Sをしよう!」

と言っても単純に自動掃除機を使うということてはありません。それも一手段かもしれませんが、これからは物理的な道具をアイデアとして考えるだけではなく、デジタル化されたサイバー上で道具を考えて使う時代です。

これからの時代を担う若者は、新しい道具を使って考えるべきだいうのが、私のアナログ強化=人材育成 の趣旨です。



【Business】デジタルツインについて

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デジタルツインとは、直訳すると「デジタルの双子」です。
よく「工場のデジタルツインを構築する」話を聞く機会がありますが、まさに実際の工場と同じものをデジタルで作ってしまうことをいいます。

i-Common ビジネスコラム
「製造業のシミュレーション技術”デジタルツイン”のインパクト」
https://i-common.jp/column/corporation/digital_twin/

Photo by Pixabay on Pexels.com
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ドイツ企業であるSIEMENS社のサイトには下記のように書かれています。

「デジタル・ツインは、製品またはプロセスの正確な仮想表現であり、製品またはプロセスの物理的なカウンターパートのパフォーマンスをバーチャルに検証する際に使用します。 デジタル・ツインは、実際のプロトタイプやアセットに投資する前に、製品ライフサイクルを通して、製品および生産システムをシミュレーション、予測、最適化するのに活用されます。」 

例えば製品のデジタルツインが騎亜初段階で構築・活用できれば、実際に試作を行う前に、デジタル上で様々な検証をすることができます。プロトタイプが不要にり、効果として、開発リードタイムの短縮や品質の向上が期待できます。

また、こうも書かれています。

「仮想環境内にフィードバックのクローズドループを作成して、企業が自社の製品、製造、パフォーマンスを最小のコストで継続的に最適化できるようにします。 」

製品を生産に置き換えると、生産・製造のデジタルツインでは、実際に生産ラインを構築して検証しなくても、設備や人のパフォーマンスデータ(品種別の処理時間や停止時間など)を元に、プロセス・シミュレーションを行うことができます。

生産シミュレーションは従来から実現している技術ですが、近年はさらにリアルタイム性を追求して、シミュレーションサイクルを短サイクル化してスケジューリングに反映させたり、設備や治工具のトラブルをより正確に予知保全・予防保全したりすることが現実的になっています。生産の最適化が可能になるのが生産・製造のデジタルツインであるといえるでしょう。



【misc】バブル世代と言われて

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昔、「バブル世代死ね!」というツイートを目にしました。世代一括りにそう見られていることにショックを受け、茫然と考えさせられました。

自分はバブル世代だという自覚はあります。
しかし、社会人としてバブルの経済的な恩恵を当時は受けていません。
就職活動は恩恵をうけました。おそらく私の1年~2年先まで就職はあまり苦労しない世代だと思います。社会人として当時恩恵を受けたのは私の上の年代です。

バブル世代にも年代によって多少違いがあるのです。

Photo by Pixabay on Pexels.com

そうはいっても、その後の氷河期世代と言われる年代の人からすると感覚は全然違うのだと思います。何社受けてもなかなか内定がもらえないということはバブル時代ではありえませんでした。

<就職活動のエピソード>
こんなこと書くと、また違う世代に嫌われるかもしれませんが、当時の就職活動の様子を伝えたいと思います。具体的にバブル時代の就職活動はどういう感じだったのかというと・・・

私の場合、理系なので文系に比べるとあまり過激なことはありまえん。

それでも、

まず、大学3年生になったころから、企業からダイレクトメールが来るようになります。一番早く来た会社は今でもその企業名を忘れません。繊維・紡績の会社でした。
そこから、来るわ来るわ毎日のように来ます。 最終的には段ボールで10箱くらいになったでしょうか。内容は企業によって違いますが、その当時なりに目を引く工夫を凝らした内容とおまけみたいな捨てるのはもったいないようなものがついていたりもしました。具体的に何だったのかはちょっと思い出せません。

そんなダイレクトメールに一切返信しなくても、電話がたくさん来ます。
ちなみに、当時は個人で携帯電話もなく、メールアドレスも持っておらず、当たり前ですが、SNSなんてありませんから電話と郵便なのです。

そして企業が学生にアポイントメントとれると、夜会食へと誘われます。
私の場合、1社か2社しか経験しませんでしたが、大手鉄鋼メーカの方から、赤坂のイタリア料理店で、すきなだけ飲んで食べて、最後に言われたのが、

「特にうちに入社してくれということは無いので、もし興味あれば連絡ください」

それだけです。学生に食事させることが仕事だったようです。とにかくお金を使うことが仕事、使わなければならないので、使わせてくれと言わんばかりの会食です。

もちろん、強引に入社のお誘いをする企業もたくさんいました。私は札幌育ちなので、あえて北海道弁まるだして勧誘してくる北海道の企業もありました。

たしかに、そんな待遇受けていると、学生の方が勘違いしてきますよね。どっちが偉いんだくらい横柄に対応する学生もいました。

結局私は、大学の研修室に訪問してきたOBの方がいる会社に就職しましたが、内定いただいた後はお断りするか、もう時期的に戦線終了です。

文系の先輩や同期はもっと派手で面白そうだったなぁ
ホテルのプールとかリゾート地で拘束されたり。。。羨ましかったものです。

【Business】責任を取らない責任者のはなし

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先日仕事仲間から紹介されたネットの記事で「他責おじさんが出世する」という内容のものがありました。自分は悪くないと責任を自分以外に擦り付けて出世するおじさんの話しです。

私の周りにもいます。思い通りにいかないと、人や道具のせいにする人

(参考)【misc】思い通りにいかないとき
https://fivestardx.com/2020/11/24/%e3%80%90misc%e3%80%91%e3%81%86%e3%81%be%e3%81%8f%e3%81%84%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b/

よく聞く話ですが、こんなことがありました。
上司の指示に従って仕事をしたのですが結果が思わしくなく、上司の上司に怒られました。その場合、指示をした上司が、その上司に「私の指示でやりました」と謝り、反省するのが普通だと思うのですが、上司も、その上司側について指示通り仕事をした担当者だけ叱られたのです。

理不尽ですよね。
担当者に責任を転嫁しておかしな指示をした上司は責任をとらない。
しかし、そうやって自分は悪くないと責任から逃れていくおじさんが昭和の出世するタイプなんだそうです。

Photo by Eunice Lui on Pexels.com

私はそういうことをするのはとっても「恰好悪い」と思うのですが、彼らにはそういった責任逃れが当たり前のようなのです。そういう時に責任を取るから管理職なり責任者の肩書がついているはずなのに。

さらにたちが悪いのは、そういう上司に限って指示通り仕事をさせようとするのです。言われた通り仕事すればよいとばかり、指示以外のことをすると機嫌が悪くなり、どんどんマイクロマネジメントに走ります。・・・私が一番嫌いなタイプ。

なんで、そんなあり得ないタイプの人が昇進していくのでしょうか。
その上司もそういうタイプであると、もう負のスパイラル。

類が友を呼ぶ法則で組織はどんどん他責おじさんとその予備軍で溢れていきます。

そんな組織からは早く脱出したほうがよいでしょう。
私ならいち早く逃げ出します。

責任者という立場、人の上に立つものは責任感をもって仕事をしましょう。
そうじゃない人は会社で出世しても人生幸せで勝組だとは思いません。

責任感のある人には人が集まり、豊かな人生を送れるのだと信じます。

【Business】棚卸と在庫「減らすの?持つの?」

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よく同じような意味で使われる言葉ですが、違いについて説明をしたいと思います。

Photo by Tiger Lily on Pexels.com

会計における棚卸

企業経営では、月末や会計期末などの特定の日を定めて現実に存在する資産の数量や現況を確かめる作業が必要になります。このような作業を実地棚卸とよびます。

実地棚卸が帳簿棚卸と異なる場合、その原因を調査することが必要ですが、差が生じた場合、これを棚卸減耗費(減耗損)とよんでいます。

また棚卸に際しては棚卸資産の品質低下や陳腐化等の原因によって、価値が下落してしまうこともあります。決算においてはこのような手続で貸借対照表に計上する棚卸資産評価額を決定するので、棚卸は重要な会計手続として位置づけられています。

 企業経営においては、資産に関する棚卸ばかりでなく、借入金や手形等の負債の残高を確認することも同様に「棚卸」と表現することもあります。

棚卸は減らすもの

棚卸資産は一般的に経営上少ない方がよいとされます。経営指標として「棚卸資産保有日数」というものがあり、10日ということは10日間の売上高に相当する資産を保有しているということになります。これが100日となると、その資産を保有するためにかかったコスト(調達・製造など)が100日間回収されないとも解釈されます。

ただし、そしてそれはあくまでも平均値であり、品種ごとの鮮度分析をすると300日、500日保有している資産がある場合もあります。例えば製品にするのに300円かかった場合、それ以上の値段で販売しかかったお金を回収しなければ、経営は成り立ちません。販売してお金を得てそれが給料や支払いに繋がります。それをキャッシュフローを呼びます。保有日数が長いとその分の保管量や銀行から融資を受けていたら利子が膨らんでしまい、汚れや品質上のリスクも高まり売りにくくなるという悪循環も抱えます。

キャッシュ(お金)がフロー(流れる)しないと会社経営が成り立ちません。
銀行から融資を受けるなどして資金を調達しないと倒産してしまうことになります。

従って、かかったお金を早く回収するためにも棚卸は少ない方が良い(リスクが少ない)とされているのです。従って棚卸は減らすものなのです。

在庫は適正量持つもの

これはSCMの観点での言い方でもあるのですが、棚卸削減の趣旨と同意で、在庫削減という言葉をよく見聞きします。もちろんキャッシュフローの観点からは在庫削減=棚卸削減となるので決して悪いことではないのですが、在庫は必要だから倉庫という保管場所を設置してまで持っているのです。

これはお客様へのデリバリーのサービスレベルにもつながる重要な資産ですから、持たなければならないものです。重要なのは持ちすぎないこと。目標で定めたサービスレベルを確保できる在庫量を適正在庫(安全在庫)として持つ必要があります。

在庫を適正量持たなかったためにお客様の希望納期遵守率が下がってしまったら、機会損失や信用の失墜につながり、売り上げにも影響するため、資金回収できず経営上悪い方に向かいます。

【business】プロジェクト業務こそ仕事の本質

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こう言った銀行の頭取の方がいました。

Photo by Lukas on Pexels.com

そのプロジェクトは情報システム導入のプロジェクトだったので、

え? 銀行の業務って預金とか融資じゃないの? と思いました。
その頭取が言ったその言葉の真意は、

「ゴールがあって目標に到達したときの達成感を得られるから」

でした。

私はルーチンワークがあまり好きではありません。毎日同じことを来り返し実施する作業は慣れると楽で、仕事と割り切るとそれさえやっていたら給料もらえるので、好まれる方も多いのかもしれません。

私の場合は成功の確証の無い難易度の高いプロジェクト程、モチベーションが上がります。難易度が高いので100点取るのは難しいですが、ある程度形になると達成感を得られ、次はもっと上手くやってやろうとなります。

なので、とても共感できることばでした。

「プロジェクト業務こそ、仕事の本質」

だって、関わった人が成長しますもんね。

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【Business】残業の考え方

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残業無しが一番、基本無し!


私が社会人になった1990年代は残業当たり前。しかもサービス残業が当たり前。30時間残業しても5時間しか残業代が支払われないこともありましたし、一方で月に200時間以上残業している友人もいました。

定時間

いったいなんのための言葉なのか・・・
定められた仕事の時間・・・定時
定時で帰宅するのはものすごい罪悪感がありました。 え?帰るの? みたいな視線、時には声を浴びながらの退社

昔は生活残業などという言葉もあり、若い頃は給料が安いからと残業させてもらうなんてケースも多々ありました。私も経済的には30時間くらいの残業代が欲しくて仕事をしていました。

令和になり。ようやくまともな勤務管理ができる時代になったと思います。

私の考え方は以下の通り

残業は基本なし
どうしても残業が必要な場合は、事前に会社(上司)から対象者に依頼をして了承してもらう。または、担当者がどうしても定時で仕事が終わらず、残業しないと顧客や他部門に影響が出る場合は、担当者が申請を行い、上司が認めた場合に残業ができる。

残業代というのは、本来かからないエキストラ・コストです。上記手続きをしなければ、許可なく勝手に会社の経費を使うことと同じです。

仕事の負荷に合わせてリソースプランを立てるべきであり、その組織の仕事は5人であれば、毎日5人が定時間で仕事が終わる計画の元に仕事が行われるべきです。残業代が予算化されているということは、リソースプランが予算の段階で成り立っていないことではないでしょうか。(もちろん、リソースを増やさずに残業でこなす方が安く済む場合もあるでしょうが、正論で語ります)

本来、仕事が早い社員は賞与(ボーナス)をたくさん上げて残業が多い社員はその分賞与を下げなければなりません。

残業の功罪

そもそも、こんな人いませんか?
飲み会の時は朝から集中して5時までに仕事を終わらせる人


「今日は飲み会だから5時までに終わらせるぞ~」

飲み会の時に5時で帰れるなら、いつもそうしなさい、と言いたい。
お子さんがいて保育園にお迎えに行く社員はいつもそうしてますよ!

そして、飲み会の翌日、午前中はだるそうに仕事を適当に流し、夕方くらいからエンジンかけて残業時間に遅くまで頑張っていますアピール。最悪です・・・そういうの上司は見抜きましょう。

毎日朝から定時まで必死で仕事を終わらせる社員よりも、遅くまで仕事ができる社員を評価しがちです。それは本当におかしい。

まだいます、こんな人
残業代がつかなくなる給与体系(管理職)になったとたんに定時に帰宅し始める人。え?今まではどうして遅くまで仕事していたの? 今できるなら前から早く帰ってよ。これ、残業代泥棒ですね。評価して昇進させた責任も大きいです。

まとめ

時代は変わりました。
会社に朝早くから夜遅くまでいて頑張っているとたくさん給料をもらえる時代ではありません。テレワークの普及、スマートフォンの進化、通信環境の進化などにより、仕事は時間と場所から解放され、時間管理に意味が無くなりつつあります。もともと管理職は通勤電車の中でも自宅で布団に入っても仕事のことが頭から離れずに考えていることもあります。仕事をしている時間を1分単位で正確に把握することは無理なんです。職種によっては残業制度自体を無くしてもよいのではないでしょうか。

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【Business】コンサルタント不要論

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もう要らないでしょう、コンサルタント
・・・と、事業会社にいると思うわけです。

色々なコンサルタントがあるので、全て不要というわけではありません。本当に必要とされるコンサルタントもいらっしゃいます。ただ、ほとんどの場合、不要に思えるのです。これはあくまでも私の経験上の話であって、主観ですが、同じ思いの仕事仲間はたくさんいます。

私も顧問という立場でコンサルティングを期待されることがありますが、自分がコンサルタントは不要だという考えなので、「経営サポート」とか「プロジェクト支援」といいう感じで仕事をさせていただきたいと常日頃考えています。

Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

なぜ不要?

すでに、社内に同じことができる社員がいるのではないでしょうか。
特に情報システムの導入コンサルティングは事業部にも情報システム部門にも百戦錬磨の社員がいるはずです。自分たちで考えて実行してこなかった結果、社員が育っていない場合はコンサルタントに頼ることを繰り返すでしょう。それは投資がもったいない。

投資すべきは社員の教育。また事業の課題・戦略なども経営企画室の仕事ですが、企画という名前がつく部署はたいてい企画してないことが多いです。生産企画、販売企画、・・・商品企画ですらルーチン業務や上意下達の業務に忙殺されている場合があるのではないでしょうか。

そして大事な会社の経営に関わるプロジェクトはコンサルタント任せ・・

おかしくないですか? 

そのような重要な仕事こそ社員の育成には非常に有意義なはず。

最悪なのは・・・
資料作りの上手な若手コンサルタントの教育の場になってしまうケース。
昔一緒に仕事をしたコンサルタントが皆さんとっても立派になっていました。
あ~、あの時の経験を糧にしたな・・・と思いました。

これじゃ、慈善事業です。

コンサルタントに期待すること

そうはいっても、コンサルタントに頼りたい局面はたくさんあります。

★大規模なプロジェクトの方針に客観性が欲しい
★推進するマネージャ、推進会議のファシリテータ
★M&Aのようなコアコンピタンスではないプロジェクトに期間限定で能力が欲しい
★運用が難しい新しい情報システム導入支援

本当に必要&価値のある仕事にコンサルタントを頼りましょう。
通常できない仕事をしてくれるからコンサルタントは単価が高いのです。

まとめ

コンサルタントには頼らないで社内でがんばりましょう。
頑張れない時は、短期間で薄~く入ってもらい、せめて実行はがんばりましょう。
頼りすぎると、その時は形になっても、再度、高額のコンサルタントに頼ることになります。大事なのは社員の育成