【misc】バブル世代と言われて

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昔、「バブル世代死ね!」というツイートを目にしました。世代一括りにそう見られていることにショックを受け、茫然と考えさせられました。

自分はバブル世代だという自覚はあります。
しかし、社会人としてバブルの経済的な恩恵を当時は受けていません。
就職活動は恩恵をうけました。おそらく私の1年~2年先まで就職はあまり苦労しない世代だと思います。社会人として当時恩恵を受けたのは私の上の年代です。

バブル世代にも年代によって多少違いがあるのです。

Photo by Pixabay on Pexels.com

そうはいっても、その後の氷河期世代と言われる年代の人からすると感覚は全然違うのだと思います。何社受けてもなかなか内定がもらえないということはバブル時代ではありえませんでした。

<就職活動のエピソード>
こんなこと書くと、また違う世代に嫌われるかもしれませんが、当時の就職活動の様子を伝えたいと思います。具体的にバブル時代の就職活動はどういう感じだったのかというと・・・

私の場合、理系なので文系に比べるとあまり過激なことはありまえん。

それでも、

まず、大学3年生になったころから、企業からダイレクトメールが来るようになります。一番早く来た会社は今でもその企業名を忘れません。繊維・紡績の会社でした。
そこから、来るわ来るわ毎日のように来ます。 最終的には段ボールで10箱くらいになったでしょうか。内容は企業によって違いますが、その当時なりに目を引く工夫を凝らした内容とおまけみたいな捨てるのはもったいないようなものがついていたりもしました。具体的に何だったのかはちょっと思い出せません。

そんなダイレクトメールに一切返信しなくても、電話がたくさん来ます。
ちなみに、当時は個人で携帯電話もなく、メールアドレスも持っておらず、当たり前ですが、SNSなんてありませんから電話と郵便なのです。

そして企業が学生にアポイントメントとれると、夜会食へと誘われます。
私の場合、1社か2社しか経験しませんでしたが、大手鉄鋼メーカの方から、赤坂のイタリア料理店で、すきなだけ飲んで食べて、最後に言われたのが、

「特にうちに入社してくれということは無いので、もし興味あれば連絡ください」

それだけです。学生に食事させることが仕事だったようです。とにかくお金を使うことが仕事、使わなければならないので、使わせてくれと言わんばかりの会食です。

もちろん、強引に入社のお誘いをする企業もたくさんいました。私は札幌育ちなので、あえて北海道弁まるだして勧誘してくる北海道の企業もありました。

たしかに、そんな待遇受けていると、学生の方が勘違いしてきますよね。どっちが偉いんだくらい横柄に対応する学生もいました。

結局私は、大学の研修室に訪問してきたOBの方がいる会社に就職しましたが、内定いただいた後はお断りするか、もう時期的に戦線終了です。

文系の先輩や同期はもっと派手で面白そうだったなぁ
ホテルのプールとかリゾート地で拘束されたり。。。羨ましかったものです。

投稿者: Kenichi Sato

札幌育ち、横浜在住のベイスターズファン 関西にも頻繁に出没します。 まだまだ世のため人のために働いて楽しい人生を送ろうと思っています。

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