
正直いって私は仕事をしたくありません。しなくても豊かに生きていけるのであれば仕事はしません。何年も仕事している中で、ふと疑問に思う時があります。
「なぜ、働くのか?」「なんのために働くのか?」

答えは一つではないのでしょう。
―食べるため(生きるため)
―自己実現のため
―勤労は義務だから
他にも理由や動機づけはたくさんあります。
最初に私の現時点の答えは、
第一に、「自分の成長と幸せのため」です。
条件があります。
「人と社会のためになっていること」
「お金を得られること」
すなわち、世のため人のために、楽しく成長しながらお金をいただける
それが仕事であったら都合が良すぎるでしょうか。言葉だけから受け取るとそうなのですが、それが理想であり、そうするためにはやはり努力や勉強、経験が必要です。重要なのはそれを誰かにやらされるのではなく、主体的に自分で追及していくことだと考えています。
努力はつらいもの、勉強は嫌なものではなく逆に考えます。幸せになるために必要な事だと思えば、辛くないし楽しいとすら思えるのではないでしょうか。
昔こんなことをいう上司がいました。
「仕事というのは苦しくて辛いからお金をもらえるのだ」
その時は、そういう考え方もあるのかと一旦受け止めましたが、後になって自分には合わない考え方だということにしました。成長のために自分から苦しむのをわかって選択するのは理解できますが、苦しみは強いられるものではないと私は考えます。100歩譲って愛情を持ってその苦しみの先に得られる大事なものがあるため意図的にする場合があるのかもしれませんが、今の時代は別のやり方で良いと思います。
よく「やりがい」を仕事に求めますが、やりがいは当人が楽しかったり、そこに自分の成長、Updateが感じられるからではないでしょうか。
マズローの欲求5段階という説があります。
それを仕事の動機に当てはめてみると以下のようになります。
(1) 生理的欲求 食べるため
(2) 安全の欲求 安定した暮らしのため
(3) 所属と愛の欲求 子供を育てるため
(4) 承認の欲求 認めらるため、尊敬されるため
(5) 自己実現の欲求 世のため人のため
いかがでしょう、レベルが上がるにつれ人として大きく、幸福度が高いといえるのではないでしょうか。
まとめ
仕事は自分の成長のために行うべきである。成長が感じられる仕事はやりがいもある。そしてその仕事は人や社会のためになっていて、その対価として豊かで幸せな暮らしができるお金を得られること。そしてその対価は成長に伴い大きくなる。お金が得られれば納税額が増え、それはまた社会貢献に繋がるということです。
成長しながら「論語と算盤」で「一隅を照らす」であります。
皆さんもそれぞれ自分にとって働く意味・意義を考えてみてはいかがでしょうか。
何か参考になれば幸いです