昔よく仕事中に電話がかかってきました。
「不動産投資・マンション経営に興味ありませんか?」仕事中なのでそのようなセールスに時間をかけて対応などできません。すぐにお断りをして電話を切っていました。

ずっといかがわしいビジネスのように感じていたのですが、最近不動産投資について勉強させていただく機会があり初めて知ったことがあります。不動産投資は分離課税の壁を突破できる。知っている人にとってはそんなことは当たり前なのでしょうが、会社員として給料をいただいて生きてきた私にとっては驚きの事実なのです。
不動産投資でマイナスになった場合、会社員としての所得から不動産投資のマイナス分を引いた額が課税対象の所得になるのです。
そして所有する不動産の管理に関わる経費を計上できるので、トータルで節税ができまるというのです。
さらに、初期投資が10万円から始められて、月々の支払(マンション購入のローン)も家賃収入でほぼとんとんになる。多少支払いが多いですが、節税分と相殺される(ということが十分予想される)と言われました。
それを15年継続すると、資産価値がローンの残債を上回ることが多い(確約ではありません)ので長い目でみると、高い確率でプラスになるそうです。
当然資産価値が下がる様々なリスクもあるので自分の判断で投資しなければなりません。不動産投資は固い守りの投資だともいわれました。
生命保険代わりになる
不動産を所有する契約者にもしものことがあった場合、ローンの返済は団体信用保険によって免除されます。残された家族には不動産が資産として残り、家賃収入を継続して得られるか、売却することもできます。
年金対策になる
将来年金をもらうときに十分な年金が支給されるとは限りません。
不動産投資でローンの返済が終わっていたら、家賃収入が年金の補填になるでしょう。
相続税対策になる
現金として持っているよりも相続税を抑えることができます。さらに家賃収入を獲得し続けられるので現金よりも不動産の方が有利と言えるでしょう。
リスクあれこれ
●ローンを組んだ時の金利の変動リスク
金利が上昇すると返済が苦しくなります。
●空室になるリスク
家賃収入がその間なくなってしまいます。また出入りが激しいとその都度費用がかかります。
●家賃滞納のリスク
空室ではないのに家賃収入がなくなってしまいます。
●不動産価値が減ってしまうリスク
災害や事故などにより価値が下がってしまうことがあります。
まとめ
よく勉強して自分にあった投資がどうかを判断して実施すべきでしょう。
やるならもう少し若い時にやっておけば面白かったかなと不勉強を反省しています。
やるならこの数年が私にとって最後のチャンスかもしれません。
少し前向きに検討をしてみようと思います。